素材に別の目安です。
人工皮革 (クラリーノ等) |
1000g前後 |
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牛革 | 1100g前後 |
コードバン | 1300g前後 |
重くても1500gぐらいではないでしょうか。
親世代のランドセルは見た目が小さかったのにもかかわらず、約1700gでした。
そこから考えると素材の改良や開発がされて、ぐんと軽くなっています。
ランドセルを選ぶ上で何を重視しますか? との問いの答えの第一位は「軽さ」であるように、ランドセルの重さは検討基準の重要なポイントになっています。
しかし、軽量化ばかりを追求するあまり、芯材やパーツを減らしたり、仕立てを簡略にしてたりして、丈夫さを損なっては意味がありません。
軽ければ軽い方がよいということではなく、必要なところに必要な金具、素材、コーティング、仕立てを施してあるかが重要です。
数百、数十グラムの違いは、背負っていて子どもが違いを感じるわけではありません。
実際に背負ってみると実質的な重さより、ランドセルが体へフィットしているかどうかの方が実感的には軽く感じます。
数百グラムの重さの違いにこだわるより、子どもの体格にあったランドセルの大きさ、ショルダーベルトの調節、荷物の入れ方など、
工夫をしてあげることが大切です。